「縁の下の力持ち」を辞書で調べると
- 人には見えないところで力をつくし、苦労する者
- 脚光を浴びていないが、陰で重要な役割を果たす者
などの回答があります。
これを会社という組織の中で考えると、確かに重要だけど結局のところメインではないポジションとなり、
業務の流れと関係のないポジションにいるので「時間に縛られない = 暇」な存在、
俗に言う「窓際族」のようなものですかね。
窓際族が悪い!とは思いません。
毎日繰り返される忙しいルーティン作業から外れることができ、自分の時間を持つことが出来る。
その時間を使ってメインではない別の何かの知識を学ぶこともできる、
ただ、この「縁の下の力持ち」を
・自らの意思で志願するか
・力によって送られるか
でモチベーションも変わります。
ストレスで鬱になる前に
自らの意思で志願するか?力によって送られるか?どちらであっても、
「縁の下の力持ち」「窓際族」的な立ち位置に入れたことはラッキーだ!ということかもしれません。
日々繰り返されるルーティン業務、人間関係、それが朝起きると繰り返されるという恐怖とストレス。
でもそこから逃れることは難しいことで、選択肢としては転職ということになったりします。
しかしそれが出来ず我慢を続けと、ストレスで鬱になったりして健康を害してしまいます。
だから、「縁の下の力持ち」「窓際族」的な立ち位置に入れたことはラッキーだ!
という思考に切り替えたほうがモチベーションの維持にもなりますね。
20世紀後半ごろのフランスの哲学者「ジル・ドゥルーズ」はストレスの解消法を、
『動かずに動け!』としています。
まさにこれは「縁の下の力持ち」「窓際族」になってしまえ!という発想で、
日々のストレスから逃れたいけど、転職までのリスクはやだ!
だったら転職という大きな動きをするのではなく、もっと小さな動きで解決出来ないか考える!
というものになりますね。
意図しない力だったり、理不尽きわまりないものであったり、
望まない環境に追い込まれることは少なからずあるとは思います。
それを ラッキー! と変換することが、健康の秘訣かもしれません。