ソラユメのひとりごと

独り言ですよ^^

片頭痛(偏頭痛)の苦しみ知ってほしい!

私がそれなりに重い片頭痛持ちで、病院に行くといつも感じることがあります。

それは
「先生!ほんとにコノ激痛わかってくれてるの?!」
です。

そんな思いを込め、片頭痛で悩む一人として気持ちを書いてみました。

片頭痛(偏頭痛)の痛みを例えると

病院に行くと先生に「どんな感じに痛みますか?」

「ズキズキですか?ガンガンですか?」なんて聞かれるけど、実際はそんな言葉じゃ表現できないです!

あえて表現するなら

脳を直接 針で刺されてグリグリこじられている感じ!
脳を直接 鷲掴みにされてグイグイ握られている感じ!

のような感覚で「ズキズキとかガンガンとか」そんな軽い感じじゃないんです!

これは片頭痛になったことがない先生にはわからない苦しみです。


片頭痛(偏頭痛)の症状

片頭痛は頭の痛みだけじゃなくて、様々な身体的症状が現れ、多くの方もその症状にも悩ませれていると思います。

下記は私の場合でが、

  • 吐き気・嘔吐

  • 悪寒

  • 体のしびれ

  • 皮膚が敏感になる[ 普段のシャワーの温度でも、剣山でも刺さったか!のような激痛 ]

  • 視野が狭くなる

  • 味覚異常

  • 耳鳴り・音がうるさく感じる

  • 言語障害[ ろれつが回らなくなる ]

これらの症状が一気に襲ってきます!
日常生活を続けることが困難になってしまいます。

症状が出た時は寝てしまうのが一番楽なのですが、勤務中や外出中の時はそれも出来ないので非常に辛いです。

睡眠が出来る状態のときは、とにかく寝てしまいます。

3~4時間寝ると片頭痛はある程度治まっていて、激痛を感じることは避けられるのですが、約2日、72時間はスッキリしない状態が続きます。


片頭痛(偏頭痛)になるときの予兆・前兆。閃輝暗点

私の場合ですが必ず「閃輝暗点」が起こりますので、この光が見えたタイミングで、速攻!専用の薬を飲むようにしています。

閃輝暗点」とは

突然、視野の中にギザギザとした光の波、というか、音の波長のようなものが見え始めます。

そしてその場所の周囲がボヤケて見えなくなり(見え難く)、次第に大きく広がっていきます。
この光は目を閉じても見えます。
でも、この状態ではまだ頭痛は始まってないです。

10分~20分くらいの間「閃輝暗点」が続き、そのあと片頭痛が起こります。

上記に症状にも書きましたが、激しい痛みが襲ってきます。

私自身、片頭痛との付き合いはかれこれ30年以上になりますので、たまたま薬が無くなったので病院を訪れている時に片頭痛が始まった事があり、「今!まさに激痛!!片頭痛中!」というタイミングでMRIを撮ってもらった事があります。

結果はまったく異常なしです!

何か腫瘍やその他の症状が撮影できるのか?!と思いきや、「特に異常なしですね」と言われました。

先生にも「今!痛い!片頭痛中!」と言いましたが、特に異常はないようです。

このとき知りました!

頭痛の症状って、レントゲンやMRIには写らないんだ!と。

しかし、中高年で閃輝暗点だけが起こって、片頭痛が起こらない場合、まれに脳梗塞・一過性の脳循環障害のこともあるようなので、頻繁に「閃輝暗点」ギザギザした光が見えるようなら医師に相談した方が良いそうです。


片頭痛(偏頭痛)の発生原因

残念ながら片頭痛は「頭痛が起こる原因」メカニズム的なものは医学で解明されていないようです。

先生に聞いても、病院の張り紙を読んでも、

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。

心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。

今のところ、このような考察になるようです。

その他、よく言われる原因(片頭痛の引き金)とされている食べ物は、

などの、血管を拡張・収縮させる効果のあるものとされる、食べのの過剰摂取は気をつけるようにすると良いようです。

私の場合も片頭痛が起きた時に、その前に食べていたものを思い浮かべてみると、チョコレートと オリーブオイルが当たることがしばしあります。

また、下記は前兆・予兆にもなることですが、行動や仕草もある特徴があるようで片頭痛患者の約25%が感じている内容のようです。

  • 食欲が通常以上に出る

  • 甘いものを無性に食べたくなる

  • 眠気を感じる

  • 気分がよくない

  • イライラする

  • だるい

  • 体がむくむ


片頭痛(偏頭痛)の治療法

  • 片頭痛になった時に飲む薬と

  • 日常的に予防薬として飲む薬


片頭痛になった時に飲む薬

日常的に予防薬として飲む薬

  • アミトリプチリン塩酸塩(Ⓡトリプタノール)錠剤

  • β遮断薬のプロプラノロール(Ⓡインデラル)錠剤

  • バルプロ酸(Ⓡセレニカ・Ⓡデパケン)錠剤

  • カルシウム拮抗薬のロメジリン(Ⓡミグシス・Ⓡテラナス)錠剤

このような薬があるようです。かかりつけの医師と良く相談する必要がありますね。

私は、予防薬は使用しておらず、片頭痛になった時だけ服用する薬で対応しています。


日常的な予防

片頭痛は、過度な疲労やストレスから開放された時に起こりやすいと言われていますので、日常的にストレスを溜め込まないことが理想のようですが、現代に生きる人間にとって疲労やストレスを溜め込むな!と言う方が無理ですよね。

なので基本的なことですが日頃からの軽い運動をすることが望ましいのでしょうね。

また、片頭痛にはビタミンB2マグネシウムが良いとされており、意識的に取るようにすることも良いかもしれません。

それに加え私は水分も一日2リットル、取るように心がけています。